
今までオステオパシーを学ぶために掛けた金額で、高級車一台は買えちゃう!!
指宿整体まきの代表の牧野です。
3月18日、福岡は天神にて「日本オステオパシープロフェッショナル協会」主催のセミナーの講師を務めました。
今回も九州各地より理学療法士、作業療法士、鍼灸師、柔道整復師の先生に「膜」についてお伝えしてまいりました。
初めて講師を任されてから、早3年。
この講師を拝命される前、どの様な行動をとってきたいのか??
また、オステオパシーをどの様に学んできたいのか??
振り返りつつ、患者さんへ提供している「オステオパシー」のことを知ってもらいたいです。
第1章 新米PT治療界の洗礼を受ける
理学療法士の資格を取得したばかりの頃は、正直浮かれていました。
資格取得までにたくさん勉強してきたという自負があったのと、資格を取っていれば患者さんを良くできると思っていました。
しかし、現実は教科書通りにならず(当たり前!!)、何か勉強を始めなければと、思い出した先に衝撃を受けました。
後に講師を任させて頂く、「日本オステオパシープロフェッショナル協会(以下JOPA)」です。
国家試験を合格して三カ月ほどであったのに、セミナーの内容はほぼわからず、実技も何も身に付かない。
通常そんな状態であれば、なぜ学び続けるのか?そこのところはあまり考えず、これは学び続けるときっと素晴らしい成果が得られるのでは!?
と新米ならではの深く考えすぎない精神で、全国各地で開催されるセミナーの後を追い続けました。
第2章 追い求めた一つの栄光
どんどん、セミナーを受け続けることで、徐々に手ごたえを感じ始めるものの、どこかでまだまだと感じる日々。
そういった日々が続くとやはり不安がよぎります。そんな中迎えた忘年会&総会に参加した際に今年(2012年)MVPの発表があり、
なんと!受賞することが出来ました!
↑JOPA会長と授賞式にて
この時は本当に嬉しかった。どんなことでもやり続けて、認めてもらえると本当に嬉しい。
これは更なる学びの励みになりました。
第3章 国内から国際へ
より一層学ぶ!そう決めてから、JOPAでは国際セミナーといって海外のオステオパスを講師に通訳付きで3~5日間学ぶチャンスがあります。
これにも積極的に参加し続けました。

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内臓マニピュレーション創始者 Jean-Pierre Barral D.O.

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「靭帯性関節ストレイン」セミナー Conrad A.Speece D.O
「結合組織の連続性」セミナー Anthony G. Chila D.O. ,FAAO
「オステオパシー的診断」セミナー Robert Paul Lee, D.O.,FAAO
などなど、写真に収めていないだけで、数多くの学びをこれまで頂いて来ました。
海外講師のセミナーの内容の素晴らしさだけでなく、日本のオステオパシーとの関りなども広い知見で学ぶことが出来ました。
第4章 改めて教育の門をたたく
今までのセミナーでの学びだけでなく、「日本オステオパシートラディショナルカレッヂ(JTOC)」に入学を決意し、
世界基準の教育機関のもと、改めて学び直す決意をします。
現在は4年次の学生としてより実践的な内容を学びますが、それまでも今までの学びもより深めていくことが出来ました。
また、学校として年次を重ねていくカリキュラムがあったからこそ、学ぶことのできた内容も多々あります。

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頭蓋仙骨療法 Daniel Williams, DO

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運動器 Michael Kuchera, DO
最終章 これからの学び
最終章と言っていますが、まだまだこれからです!
今は病院という現場だけでなく、整体室を開設してより多くの方の施術に当たり、色々な可能性を感じています。
今の立場の責任と自覚をし、今後もより充実した学びとオステオパシーの提供を行って参ります。